【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は5-7、6-3、6-3でドイツのアンナ・レナ・フリードサム(Anna-Lena Friedsam)を逆転で下し、3回戦へ進出した。

 四大大会(グランドスラム)シングルス通算19勝のセレーナは、劣勢を強いられながらも踏みとどまり、襲いかかる世界ランク105位のフリードサムを退けた。

 33歳のセレーナは、21歳で格下のフリードサムに対して第1セットを先取されると、第2セットでもブレークポイントを握られる場面があったが、どうにか打ち合いを制して勝利を収めた。

 セレーナは、ベストのテニスができなかったことを認めながら、「勝ちは勝ち。次の日も生き残っている限り、改善していける。私の本来の実力は、文字通り今日の100倍はありますから、ベストのプレーができていないときは、もっと良いプレーができるはずだと自分を励ますようにしています。そうでなければ、追い詰められていました」と語った。

 セレーナの次戦の相手は、2度の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)女王に輝く第27シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に決まった。アザレンカは、2回戦でチェコのルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka)と対戦し、6-2、6-3で快勝している。(c)AFP/Allan KELLY