【6月1日 AFP】イングランド・プレミアリーグのレスター・シティ(Leicester City)に所属する3選手が、タイ人女性と乱交してこの女性に人種差別的な言葉を浴びせている動画が報じられ、謝罪を表明した。

 英紙サンデー・ミラー(Sunday Mirror)が入手した映像には、裸のジェームス・ピアソン(James Pearson)、トム・フーパー(Tom Hopper)、アダム・スミス(Adam Smith)がベッドに横たわっている様子が映されていた。ピアソンの父親は、クラブの指揮官を務めるナイジェル・ピアソン(Nigel Pearson)監督。

 同紙は、現在タイ人がオーナーを務める同クラブの選手が、遠征を行っているタイのホテルの一室で性的サービスを行うタイ人女性を撮影したとしている。

 記事は続けて、選手の一人が女性に対して「細い目だ」とアジア人に対する人種差別の言葉を口にしていたとしている。

 クラブは声明を発表し、「クラブの公式活動においても私生活においても、われわれのあらゆるカテゴリーの選手たちは、クラブの代表かつ大使として振る舞うことを期待されています。それゆえ、われわれは彼らの振る舞いについて非常に深刻にとらえています」とし、3選手がすでに帰国の途に就いていると明かした。

「トム・フーパー、ジェームス・ピアソン、アダム・スミスは、事件に関わった女性、クラブ、オーナー、ファン、そして家族に心からの謝罪をしています」

(c)AFP