【6月1日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第8シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-1、6-4、6-2で第12シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に快勝し、準々決勝へ進出した。

 次戦では、第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と第13シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)の勝者と対戦することになるが、同対戦は日没により順延となっている。

 フランス勢では、第14シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)が6-3、6-2、6-7、6-3で第4シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を破る番狂わせを演じたが、現在のフランス勢ナンバーワンであるシモンは、地元のコートで2014年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)覇者に敗れた。

 ワウリンカは、2年ぶりのベスト8進出を果たし、「完璧だったし、勝ててうれしい。ジルとはタフな試合を予想していたけど、スローなコンディションの中で、積極的に良いプレーができた」とコメントしている。(c)AFP/Allan KELLY