【6月1日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と第13シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)の一戦は6-3、4-6の時点で日没順延となった。

 試合は1日に再開され、勝者は第8シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦する。

 フェデラーはローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)では3度モンフィスから勝ち星を挙げており、その都度決勝に進出しているが、ここ最近の直接対決では国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2014)決勝、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)3回戦と、ともにクレーコートで対戦し、2度とも敗戦を喫している。

 両者は黒い雲を不安げに見つめながら通算13度目の対戦に臨み、序盤はモンフィスが寒さと風の吹くコンディションに苦しむ中、フェデラーが好調ぶりを見せつけた。

 2009年大会でタイトルを獲得しているフェデラーは、ブレークを一つ奪い、29分で第1セットをものにした。

 しかしながらモンフィスは第2セットに入ると落ち着きを取り戻し、ブレークを奪いゲームカウント4-1とリードを手にした。フェデラーもスーパーショットでブレークバックしたものの、モンフィスも強打を連発し、このセットを手にした。

 この時点でチェアアンパイアは両選手をネット際に呼び、試合を続行するのに明るさが足りないことで三者が合意したため、試合は順延となった。(c)AFP