【5月28日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は27日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は5-7、1-6でクロアチアのミリヤナ・ルチッチ(Mirjana Lucic-Baroni)に敗れ、2回戦で姿を消した。

 一方のルチッチは、2001年大会以来となる3回戦進出を果たした。ランキング70位のルチッチだが、2014年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)でも、同年の全仏ファイナリストのハレプを破っている。

 ルチッチは2001年、予選を勝ち上がって本大会へ出場した19歳のときに、3回戦まで勝ち進んだが、そこでジェニファー・ カプリアティ(Jennifer Capriati、米国)に敗れた。今回はフランスのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)と対戦する。

 デビューは1999年のルチッチだが、2003年から2010年にかけてはツアーを離れていた。

 敗れたハレプは、第1セットの終盤にかけて右手の治療を受けなければならず、前日のユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)に続き、世界ランキング10位以内では今週2人目の敗退者となった。(c)AFP