ランダが終盤に強さみせる、コンタドールがマリアローザ堅持 ジロ・デ・イタリア
このニュースをシェア
【5月25日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は24日、第15ステージ(マロースティカからマドンナ・ディ・カンピーリオ、165キロメートル)が行われ、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は、マルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏の思い出のステージで優勝を飾ることはできなかったが、総合順位で2位以下との差を広げた。
この日、コンタドールはトップでゴールしたアスタナ(Astana Pro Team)のミケル・ランダ(Mikel Landa、スペイン)と5秒差のステージ3位でフィニッシュラインを越えると、アスタナのファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)とのタイム差を2分35秒とした。
コンタドールは、「若いときに大きな影響を受けたマルコ・パンターニのために、このステージで優勝したかった」としたが、「とても難しいステージだったし、ランダはアタックが続出した終盤に力強さをみせた」と語った。
「すべてをコントロールするのは難しかった」
第14ステージの個人タイムトライアルで3位に入り、アールから総合首位を奪還したコンタドールは、ドロミーティ(Dolomites)の山岳で行われたレースで、優勝候補にふさわしい走りをみせた。
8キロの急勾配が続くダオーネ峠(Passo Daone)で、先頭に立ったティンコフ・サクソがペースを上げると、2年連続で総合2位に輝いているエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)らが遅れ始めた。
1998年のパンターニ氏以来となる、ツール・ド・フランス(Tour de France)とジロの同年2冠を目指すコンタドールは、最後の3キロでランダとの駆け引きが始まった。
ランダのアタックに、コンタドール、アール、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のユーリ・トロフィモフ(Yuri Trofimov、ロシア)が反応。するとランダが再びアタックを仕掛け、コンタドールがそれを追う。
トロフィモフが残り1キロで無謀なアタックに挑戦するも、残り数百メートルでランダが一気に加速して、ジロで初のステージ優勝を勝ち取った。
5秒差の3位に入ってボーナスタイムも獲得したコンタドールは、山岳コースが続く残りのステージを前に、貴重なタイムを稼いだ。
25日は休養日となり、選手は26日に最難関の第16ステージを迎える。数々の山岳ポイントが設けられたこのステージは、ピンツォーロ(Pinzolo)からの174キロとなっており、最後はアプリーカ(Aprica)の山頂ゴールで締めくくられる。(c)AFP