コンタドールが総合首位奪還、アールとポートは後退 ジロ・デ・イタリア
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【5月24日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は23日、第14ステージ(トレヴィーゾからヴァルドッビアーデネ、59.4キロメートル)の個人タイムトライアルが行われ、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)が総合首位を奪還した。
ライバルであるアスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)とスカイ(Sky Pro Cycling)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)は、このステージに苦戦したようだ。
2008年大会覇者で32歳のコンタドールは、スカイのヴァシリ・キリエンカ(Vasil Kiryienka、ベラルーシ)が制したこのステージで3位に入ると、アールに約3分差をつけた。
2007年と2009年のツール・ド・フランス(Tour de France)王者は、1998年のマルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏以来となるジロとツールの2冠を目指しており、31日にミラノ(Milan)で閉幕を迎える今大会で、重要になる山岳ステージを控え、コンタドールは再びレースの主導権を握った。
アールは、総合順位でコンタドールと2分28秒差の2位に後退し、3分36秒差の3位には、モビスター・チーム(Movistar Team)のアンドレイ・アマドール(Andrey Amador、コスタリカ)が、4分14秒差の4位には、エティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)がつけている。
22日のクラッシュに巻き込まれ、膝を痛めたと報じられているポートは、総合17位と大きく順位を落としている。
引退を見据え、今回のジロが最後の参戦になる可能性が高いと話しているコンタドールは、「今日は違いが出る日だと思っていたけど、ここまでタイム差がつくとは思っていなかった」と語った。
「観客に感謝したい。おそらく最後のジロ・デ・イタリアで、素晴らしい応援をしてくれている」
ステージ優勝を飾ったキリエンカは、スカイの同僚でチームの期待を背負っていたポートについて、「リッチーについては不運が続いている」とすると、「総合(優勝)は厳しいかもしれないけど、(ステージ)優勝を目指してレースに臨んでいくよ」と語っている。(c)AFP