カタール移籍確実のシャビ、父親も「別れを伝えるときが来た」
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【5月20日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)について、同選手の父親は19日、カタール・スターズリーグ(1部)のアル・サード(Al-Sadd)に移籍するため、少年時代から一筋で過ごしてきたクラブを今季限りで離れるだろうと語った。
シャビの父親ホアキン・エルナンデス(Joaquin Hernandez)さんは、スペインのラジオ局カデナ・コペ(Cadena Cope)の番組で、「息子にとって、お別れを言う時がやって来た」と話した。
さらにエルナンデスさんは、シャビとアル・サードとの契約が、選手とコーチの兼任になることを明かしている。シャビは現在35歳で、バルセロナではチームの主将を務めている。
エルナンデスさんは、「幸運なことに、本当に素晴らしいオファーをいただいた。現役選手としてプレーを続けながらも、指導者転身に向けたトレーニングも積める契約だ。体への負担も減るだろう」と話している。
バルセロナのクラブ史上、最も輝かしいキャリアを送ってきたレジェンドと言える存在のシャビは、スペイン代表としても、欧州選手権とW杯を制して国の英雄となっている。
そのシャビは、3月にアル・サードのクラブ幹部と会談を持ち、ソーシャルメディアでは、両者が契約を結んだとのニュースも報じられた。しかしこの時は同クラブが、まだ合意には至っていないと移籍決定を否定した。
スペインメディアの報道によれば、シャビは21日に記者会見を行い、自らの口で移籍を発表すると言われている。
シャビとバルセロナとの契約は来年まで残っているが、クラブはすでに、契約を盾に引き止めるようなことはしないとして、移籍容認の方針を明らかにしている。
今年3月にクラブの象徴とも言える司令塔がカタール移籍で合意したとの報道が出た際、ジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は、「シャビには将来を自分で決める権利がある」とコメントした。
アル・サード移籍が確定すれば、シャビはこちらもレアル・マドリード(Real Madrid)のレジェンド、ラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)の足跡をたどることになる。ラウルは2012年から2014年にかけてアル・サードで通算39試合に出場し、その後の2014年10月、米国のニューヨーク・コスモス(New York Cosmos)に移籍した。
バルセロナは17日、前シーズン王者のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)相手に敵地で1-0の勝利を飾り、今季のリーグ優勝を決めた。
その際、シャビは喜びの中で涙を流す姿がカメラに捉えられていた。自身8度目のリーグ優勝、合計では23個目となるタイトル獲得を達成したことで、シャビはクラブ史上、最も多くの勲章を手にした選手となっている。
さらに、バルセロナはスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でも決勝に勝ち残っているため、シャビには、バルセロナでの最後のシーズンを3冠で終える可能性も残されている。