【5月18日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は17日、第9ステージ(ベネベントからサン・ジョルジョ・デル・サンニオ、215キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のパオロ・ティーラロンゴ(Paolo Tiralongo、イタリア)が優勝すると、チームメートで総合2位のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が、首位に立つティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)に1秒差をつけてゴールした。

 37歳のベテランであるティーラロンゴは、残り14キロで10選手による逃げ集団から単独でアタックし、ゴールまで70キロの時点で独走に入っていたチーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)のトムイェルト・スラフテル(Tom-Jelte Slagter、オランダ)をとらえた。

 しかし、この時点で消耗していたスラフテルは、ペースを上げたティーラロンゴに追いつくことができず、ステージ優勝を譲った。

 16日にも優勝に近づいたチーム・ロットNL・ユンボ(Team LottoNL-Jumbo)のステーフェン・クラウスヴァイク(Steven Kruijswijk、オランダ)が、21秒差の2位に入り、集団スプリントを制したチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のサイモン・ゲシュケ(Simon Geschke、ドイツ)が、さらに2秒差の3位でフィニッシュしている。

 後方では、15キロを残した最後の上りで、メーン集団からアールがアタック。コンタドールやスカイ(Sky Pro Cycling)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)が追走したが、エティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)は反応できず、約45秒を失った。

 総合順位で首位と46秒差の5位につけるアールの同僚ミケル・ランダ(Mikel Landa、スペイン)のアシストもあり、4選手によるグループは、ティーラロンゴから約1分遅れでフィニッシュラインに飛び込んだ。

 18日の休養日を前に、アールはステージ10位に入って、コンタドールとのタイム差を4秒から3秒に縮めた。ポートは変わらず、22秒差の総合3位に入っている。

 19日の第10ステージは、チヴィタノーヴァ・マルケ(Civitanova Marche)からフォルリ(Forli)の200キロで行われる。(c)AFP