バルセロナ、バイエルンの逆襲しのぎ決勝進出 欧州CL
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【5月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は12日、準決勝第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-3でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れながらも、2試合合計スコア5-3で決勝に進出した。
ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が前半に2得点を記録したバルセロナは、敵地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でバイエルンに敗れたが、決勝に生き残った。
バルセロナはこれでチャンピオンズリーグ、優勝目前のスペイン1部リーグ、そして30日にアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との決勝を控えているスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)の3冠達成に可能性を残している。
バルセロナは通算5度目となるミュンヘン(Munich)での試合で勝利を収めることはできなかったものの、チームを率いるルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、「決勝進出は素晴らしい成果だ」とコメントした。
「向こうが攻めるしかなくなったので、われわれもリスクを負うことになった。バイエルンは、特に後半は非常にフィジカルの状態が良くて、本気で逆転を目指してきた」
「選手たちのパフォーマンスにはとても満足している。チーム全体が突破にふさわしかったし、みんな決勝進出を喜ばなくてはならない」
一方、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が指揮を執るバイエルンは、バルセロナの無敗を18試合で終わらせたものの、2シーズン連続の準決勝敗退となった。
バイエルンは6日に行われたバルセロナの本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)での第1戦を0-3で落としており、逆転突破に向けてほとんど不可能に近い任務が課されていたようにみえた。
しかし、試合開始から7分でメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)がノーマークでヘディングシュートを決め、バイエルンはかすかな希望の光をともした。
ところがバルセロナもその後、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のお膳立てからネイマールが2得点を挙げて逆転に成功し、決勝進出はほぼ疑いのないものとなった。
後半に奮起したバイエルンは、ロベルト・レバンドフスキ(Robert Lewandowski)とトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のゴールで再度逆転し、試合には勝利したが、決勝に駒を進めたのはバルセロナだった。
6月6日にベルリン(Berlin)で行われる決勝で、バルセロナはライバルのレアル・マドリード(Real Madrid)かユベントス(Juventus)と対戦する。(c)AFP