【5月10日 AFP】15F1第5戦スペインGP(Spanish Grand Prix 2015)は9日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が今季初のポールポジションを獲得した。

 ロズベルグは接戦を制し、4戦連続でポールポジションを手にしていたチームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を抑えこんだ。

 ロズベルグは最終セッションでベストラップ1分24秒681を記録し、昨年のポールシッターのハミルトンに約0.3秒差をつけた。

 ドライバーズタイトル争いでハミルトンに27ポイント差をつけられているロズベルグは、昨年のハミルトンの予選タイムを上回っており、このアドバンテージを生かして昨年の第18戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2014)以来となる優勝を狙う。

 フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が3番手、ウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が4番手でセカンドローに入り、5番手には母国スペインの新たなヒーロー、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、6番手にはマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)のトロ・ロッソ(Toro Rosso)勢が続いた。

 7番手にはフェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、8番手にはレッドブル(Red Bull)のダニール・クビアト(Daniil Kvyat)がつけている。

 マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)勢は、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が13番手、ジェンソン・バトン(Jenson Button)が14番手となっている。(c)AFP