■好調のバルセロナに対して故障者を多く抱えるバイエルン

 バルセロナはメッシを含む前線の3人で今季合計108得点を記録しており、グアルディオラ監督はルイス・スアレス(Luis Suarez)とネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)にも警戒する必要がある。

 過去28試合で26勝を記録し、3冠の可能性を残すなど最高の状態で試合を迎えるバルセロナに対し、バイエルンは主力選手の相次ぐ故障に揺れている。

 バイエルンではアリエン・ロッベン(Arjen Robben)、フランク・リベリ(Franck Ribery)、ダビド・アラバ(David Alaba)、ホルガー・バドシュトゥバー(Holger Badstuber)の欠場が決定している。

 そして4月に行われたドイツカップ(German Cup 2014-15)準決勝のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦で鼻と頬骨を骨折したロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)については、保護マスクを着けてプレーすることが可能か話し合いが持たれることになっている。 

「すべての監督が最高のコンディションで試合を迎えることを望んでいるが、シーズンではこういうことも起きる。ほかに選択肢はないのだから、 今いる選手で準備をする」

「バルセロナ時代もそうだったが、バイエルンの監督としても選手がいなかったから勝てなかったと私が言うことはない」

(c)AFP/Kieran CANNING