【5月6日 AFP】バイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）との欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2014-15）準決勝第1戦を6日に控え、FCバルセロナ（FC Barcelona）のリオネル・メッシ（Lionel Messi）は5日、かつての指揮官で現在はバイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ（Josep Guardiola）監督が、古巣に恩情をかけることはしないとの見解を示した。

 バルセロナで指揮を執った2008年から2012年までの4年間で、合計14個のタイトルを獲得しているグアルディオラ監督は、バルセロナというチームを熟知しているが、メッシはこれがバイエルンにとって大きなアドバンテージにはならないと考えている。

「彼は僕らと長い時間を過ごし、多くのタイトルを獲得する幸運に恵まれ、素晴らしい瞬間をともに経験した。彼はすべてのことを研究し尽くす指揮官だ」

「どちらにとっても同じことがいえる。ペップ（グアルディオラ監督の愛称）は僕らのことを熟知しているけれど、僕らも彼が選手に何を求めるのかを知っている。互角だよ。お互いがお互いを知り尽くしている」 

 バルセロナはまた、2年前の同じ舞台でバイエルンに0-7というチーム史に残る屈辱的な敗戦を喫しており、今回の対戦はリベンジの意味合いも兼ねている。 

「チャンピオンズリーグの準決勝で偉大な相手と対戦することがどういうことなのかを理解した上で、試合に向けて準備をする必要がある」

「2年前の準決勝で僕らは傷ついたが、それから多くの時間が流れた。彼らがそうであるように、僕らも違う姿で試合に臨む。かつてのそれとは異なる試合になる」