【5月3日 AFP】14-15スペイン1部リーグは2日、第35節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のハットトリックで3-2とセビージャFC(Sevilla FC)に勝利し、リーグ優勝に可能性を残した。

 この勝利で、レアルはセビージャのホーム無敗記録を34試合で終わらせるとともに、FCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点2差の2位を守った。バルセロナは同日、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のハットトリックなどでコルドバ(Cordoba CF)を8-0で退けている。

 試合は前半、顔を負傷したグジェゴシュ・クリホヴィアク(Grzegorz Krychowiak)が治療のためにピッチを離れ、一時的にセビージャが10人になると、その後の2分間で流れが一気にレアルへ傾いた。

 レアルはその間に、ロナウドがイスコ(Isco Alarcon)のクロスにうまく頭で合わせて先制。直後にはハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)が後ろへ流したボールを再びロナウドが押し込んだ。

 しかしセビージャも前半終了間際、アレイクス・ビダル(Aleix Vidal)がペナルティーエリア内でセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)に倒されてPKを獲得すると、これをカルロス・バッカ(Carlos Bacca)が決め、反撃の糸口をつかんで前半を終えた。

 迎えた後半、レアルはギャレス・ベイル(Gareth Bale)のクロスにロナウドがヘディングシュートを合わせ、勝ち点3を大きく引き寄せたかに見えた。

 しかしセビージャも、ビダルの折り返しをビセンテ・イボラ(Vicente Iborra)が流し込んで再び1点差に詰め寄り、劇的な幕切れを期待させるムードを作った。

 そして試合終了5分前、レアル側にとっては心臓が口から飛び出しそうな場面を作ったが、バルセロナから期限付き移籍でセビージャに加入しているデニス・スアレス(Denis Suarez)のシュートは、ゆっくりと転がった末に数センチの差でポストをそれた。

 レアル加入後29回目のハットトリックを達成したロナウドは、これで今季のリーグ戦の得点を42ゴールに伸ばし、コルドバ戦で2得点を決めたメッシに2ゴール差をつけている。(c)AFP