バルベルデ、リエージュ~バストーニュ~リエージュ制しアルデンヌ連勝
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【4月27日 AFP】自転車ロードレース、第101回リエージュ~バストーニュ~リエージュ(101st Liege-Bastogne-Liege)は26日、ベルギー・リエージュ(Liege)からアンス(Ans)間の253キロメートルで行われ、モビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が3度目の優勝を飾った。
25日に35歳の誕生日を迎えたばかりのバルベルデは、22日に第79回フレッシュ・ワロンヌ(79th La Fleche Wallonne)を制しており、アルデンヌ・クラシック(Ardennes Classics)で連勝を収めている。
雨に濡れた路面で行われたレースの終盤、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のロマン・クロイツィゲル(Roman Kreuziger、チェコ)、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のジャンパオロ・カルーゾ(Giampaolo Caruso、イタリア)、アスタナ(Astana Pro Team)のヤコブ・フグルサング(Jakob Fuglsang、デンマーク)が先頭に立つが、この3選手も上りで吸収されメーン集団が形成されると、最後はスプリント勝負に。
これを制したバルベルデが優勝し、2位にはフレッシュ・ワロンヌと同じエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe、フランス)、3位にはカチューシャ・チームのホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)が続いた。
この日のレースでは、40キロを過ぎたところで集団落車が発生し、オリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のサイモン・ゲランス(Simon Gerrans、オーストラリア)、チーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)といった過去の覇者だけでなく、チーム・ユーロップカー(Team Europcar)の新城幸也(Yukiya Arashiro)も巻き込まれた。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN