【4月24日 AFP】中米コスタリカのトゥリアルバ(Turrialba)火山が23日、噴火し、首都サンホセ(San Jose)の空港が火山灰の影響で閉鎖された。

 中南米ではチリのカルブコ(Calbuco)火山が22日と23日に7時間の間隔で2回にわたって、およそ50年ぶりに噴火したばかり。

 トゥリアルバ火山から80キロの距離にある空港では、滑走路が火山灰で覆われ、報道によると米国や中米各国から到着予定だった14便がキャンセルされた。空港関係者によると、少なくとも24日午前までの空港の閉鎖が決まった。

 標高3340メートルのトゥリアルバ火山は先月も噴火し、その際にも空港は2日間にわたって閉鎖された。

 トゥリアルバ山は130年間にわたって活動を休止していたが、1990年代に活動を再開。昨年10月には火山灰やマグマが噴出する大規模な噴火が発生し、以後、活動が活発化している。(c)AFP