【4月23日 AFP】(一部更新)南米チリ南部にあるカルブコ(Calbuco)火山が22日、約50年ぶりに噴火し、当局が非常警報を発令した。

 当初43年ぶりと伝えられていた同火山の噴火は54年ぶり。当局は、火口から半径20キロの地域に避難命令を発令。内務省は、ジャンキウェ(Llanquihue)県とプエルトオクタイ(Puerto Octay)市に軍を出動させ、一時的な管理に当たっている。

 カルブコ火山の雪に覆われた山頂からはキノコ型の火山灰雲が空高く噴出しており、航空各社がフライトをキャンセルした。(c)AFP