【4月22日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準々決勝第2戦を控え、主力に離脱者が続出しているレアル・マドリード(Real Madrid)だが、対戦するアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、それでチームが有利になるわけではないと語った。

 シメオネ監督が指揮を執るアトレティコは、本拠地で行われた第1戦を0-0のスコアレスドローで乗りきり、今季のレアル戦の無敗記録を7試合に伸ばし、準決勝進出をかけて今度はレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)に乗り込む。

 レアルでは、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)とギャレス・ベイル(Gareth Bale)に続き、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)までもが負傷で離脱し、さらにはマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)が出場停止と、主力の多くが不在となる。

 しかしシメオネ監督は、「次に出てくる選手たちは、違った特徴を持っている。意欲十分で試合に臨んでくるだろうから、注意が必要になるが、こちらとしては、それで何かが大きく変わるということはない。彼らを苦しめる方法を探さなくてはならない」とコメントした。

 14日に本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で行われた第1戦で、アトレティコは特に前半は苦しい戦いを強いられ、GKヤン・オブラク(Jan Oblak)が何本ものシュートを浴びた。

 今季4度のカルデロンでの試合では、いずれも無得点に終わっているレアルだが、シメオネ監督は相手が見せた試合内容に驚きはないと強調した。

「前半に彼らがみせた激しさは、今シーズンのなかでも最高レベルだった。レアルはボールを動かし、ダイレクトで速かった。しかし、世界最高のチームの一つなのだから、それも予想できたこと。レアルとはそういうチームだ」

 レアルとは対照的に、アトレティコはほぼ万全のメンバーで第2戦に臨むことができる。クロアチア代表でモドリッチとチームメートのマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)は、慢性的な足首の痛みを抱えているものの、シメオネ監督は起用できる状態にあると明言した。出場できないのは、累積警告のマリオ・スアレス(Mario Suarez)のみとなる。(c)AFP