【4月19日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2015 Fed Cup)は18日、ワールドグループ1部準決勝が各地で行われ、前回覇者のチェコはフランスに2連勝を収めた。

 オストラバ(Ostrava)にあるCEZアリーナ(CEZ Arena)の室内ハードコートで、第1試合に出場した世界ランク13位のルーシー・サファロバ(Lucie Safarova)は、4-6、7-6、6-1でフランスのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia)を退け、1時間58分のフルセットを制した。

 サファロバとガルシアは、サービスゲームを着実にキープしながら第1セットを進めたが、第10ゲームでガルシアがブレークを奪い、6-4でこれを先取する。

 第2セットも同様の展開になったが、21歳のガルシアが5回のマッチポイントをふいにすると、試合の流れは一気にサファロアに。

 タイブレークを制した28歳のサファロバは、その勢いを維持して第3セットも難なく奪取。チームに勢いをつけた。

 続く第2試合では、世界ランク4位のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova)が登場。1時間21分でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)を退け、チェコは決勝進出に王手をかけた。

 左打ちのサファロバとクビトバは、2011年大会(2011 Fed Cup)からの連覇に続き、昨年大会(2014 Fed Cup)でもチェコの優勝に貢献している。(c)AFP