【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)は17日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-0、6-3で第8シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)に快勝し、4強入りを決めた。

 世界ランク1位のジョコビッチは、最初の8ゲームを連取すると、肩の故障から復帰した昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)覇者を、わずか1時間5分で一蹴した。

 この試合で5度のブレークを奪い、15本のウイナーをたたき込んだジョコビッチは、準決勝で第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する。

 米国のハードコートで行われたATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)2大会を制したジョコビッチは、シーズン最初のマスターズ1000で3連勝を飾るという、史上初の快挙を目指している。

「第1セットは僕の思い通りに進んだ。彼がプレー内容を向上させるため、何かを変えようとしているのは感じ取れた」としたジョコビッチは、「でも、第2セットの序盤に重要なブレークを奪った。最初の8ゲームは最高だったね。どんどん攻めていったよ」と振り返った。

「結果的に、今大会ここまでで一番の試合になったんじゃないかな」

「もちろん、今季ここまで多くの試合に勝ってきたことが、自分の自信につながっている。大会に良い気分で臨み、良いプレーを継続することができる」

(c)AFP/Scott WILLIAMS