PSGが仏五輪委員会に上訴―イブラヒモビッチの処分に不服
このニュースをシェア
【4月15日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)が、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)に対する4試合の出場停止処分を不服として、スポーツの国内最高機関であるフランス国立オリンピック委員会(CNOSF)に上訴したことが明らかになった。
33歳のイブラヒモビッチは、チームがボルドー(FC Girondins de Bordeaux)とのリーグ戦に敗れたあと、フランスと審判を批判する発言をしたため、ニース(OGC Nice)、リール(Lille OSC)、メッス(FC Metz)、ナント(FC Nantes)とのリーグ戦に出場できない状況になっている。
CNOSF側が速やかに調停人を任命すれば、イブラヒモビッチに対する処分は一時的に解除となり、最終決定が下されるまで試合に出場することができる。
先日のフランスリーグカップ(French League Cup 2014-15)決勝でタイトルを手にしているPSGだが、イブラヒモビッチの欠場は、まだ可能性を残している前人未到の4冠達成に向けて痛手になる。
イブラヒモビッチはすでに、チェルシー(Chelsea)と対戦した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦で退場処分を受けており、15日に行われるFCバルセロナ(FC Barcelona)との準々決勝第1戦は出場停止で欠場する。
自身が2得点を挙げながらもチームが敗戦を喫したボルドーとのリーグ戦終了後に、判定に対する不満をあらわにしたイブラヒモビッチは、試合を担当した主審を批判していた。
「あんな審判は見たことがない。こんなどうしようもない国はPSGにふさわしくない。俺たちはこんな国にはもったいなさすぎる」
その後、政治家まで騒動が波及したため、イブラヒモビッチは謝罪のコメントを発表している。
また、審判に汚い言葉を浴びせていたことがテレビ映像で明らかになったフランス代表のディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)が2試合の出場停止処分を受けたオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)も、処分を不服としてCNOSFに上訴している。
PSGとマルセイユは、イブラヒモビッチとパイェに出場停止処分が科される要因になった暴言を吐いた場面を撮影したとして、シーズン終了までテレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)の取材には応じないと表明している。
PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、フランスリーグカップ決勝終了後の会見でカナル・プリュスの質問を拒否している。カナル・プリュスは、14日に行われた欧州チャンピオンズリーグの前日会見にも出席したが、質問はしなかった。(c)AFP