イブラヒモビッチの出場停止処分は4試合に
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【4月10日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が9日、フランスと審判に対する暴言により4試合の出場停止処分を受けた。
33歳のイブラヒモビッチは、フランスにとってスター選手が集まるPSGはふさわしくないとまくし立てたことで、ニース(OGC Nice)、リール(Lille OSC)、メッス(FC Metz)、そしてナント(FC Nantes)とのリーグ戦を欠場することになった。
イブラヒモビッチは、3月に行われたチェルシー(Chelsea)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でも退場処分となり、準々決勝第1戦の欠場が決まっているが、11日にSCバスティア(SC Bastia)と対戦するリーグカップ(French League Cup 2014-15)決勝は出場可能となっている。
8日に行われた試合でハットトリックを達成したばかりのイブラヒモビッチはこの日、フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)の規律委員会の聴取を欠席し、弁護士とPSGの関係者が代理として出席した。
3月に敗戦を喫したボルドー(FC Girondins de Bordeaux)とのリーグ戦で、イブラヒモビッチは試合を裁いた審判の判定にたびたび異議を唱え、その後には、「この15年、あんな審判は見たことがない。こんなどうしようもない国はPSGにふさわしくない。俺たちはこんな国にはもったいなさすぎる」とコメントしていた。
4-1で勝利したサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)とのフランス杯(French Cup 2014-15)準決勝で3得点を挙げたイブラヒモビッチは、クラブでの通算ゴール数を3シーズンたたずして102に伸ばし、元ポルトガル代表のパウレタ(Pauleta)氏が持つクラブ記録の109得点まであと7ゴールに迫っている。(c)AFP