【4月12日 AFP】人工衛星写真を提供する米デジタルグローブ(DigitalGlobe)が撮影、米シンクタンクの戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International StudiesCSIS)がAFPに提供した、南シナ海(South China Sea)の南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)にあるミスチーフ礁(Mischief Reef)で浚渫(しゅんせつ)工事を進める中国籍とみられる船団。

 衛星写真からは、ミスチーフ礁が浚渫土砂により拡大しているのが確認できる。中国政府は9日、同国のほかフィリピンとベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾が領有権を主張しているこの海域に、自国が人工島を建設する権利を改めて主張した。(c)AFP