【6月12日 AFP】領有権をめぐり複数の国が対立している南シナ海(South China Sea)の南沙(スプラトリー、Spratlys)諸島で8日、フィリピン海軍とベトナム海軍の兵士らが両国間における緊張緩和を目指し、スポーツを通じた親睦イベントを行った。

 イベントでは、南沙諸島のベトナムが実効支配する島にフィリピン軍が招待され実現。バレーボールやサッカー、綱引きなどで競い合った。

 一方、中国当局は9日、このスポーツ外交に対して不快感を表明。中国外務省は同イベントを「茶番」と一蹴した。(c)AFP