ドイツが再びブラジルを粉砕、指揮官はチームに「恋」
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【4月9日 AFP】女子サッカー国際親善試合は8日、ドイツのフュルト(Fuerth)で行われ、ドイツは4-0でブラジルに大勝した。
昨年行われた男子のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でも、ブラジルから7-1の歴史的大勝を収めていたドイツだが、今回の女子代表もそれに匹敵する強さを見せつけ、またしてもブラジルを粉砕した。
ドイツはセリア・シャシッチ(Celia Sasic)がPKを決めて序盤に先制すると、その後もシモネ・ローダー(Simone Laudehr)、メラニー・ロイポルツ(Melanie Leupolz)、ジェニファー・マロジャン(Dzenifer Marozsan)が次々にネットを揺らし、2か月後にカナダで開幕する女子W杯(FIFA Women's World Cup 2015)の前哨戦とも言える試合で大勝を収めた。
ドイツのシルヴィア・ネイド(Silvia Neid)監督は、自らが率いるチームに恋をしていると話し、「私はもう、このチームにすっかり参ってしまっている。予定していたことを選手たちは完璧に実行してくれた」とコメントした。
2007年にドイツをW杯制覇に導いたネイド監督は、2016年での退任を予定している。
FIFA女子ランキング1位のドイツは、5月18日にスイスと最後の親善試合を行い、その後6月6日から始まるW杯本大会に向けてカナダへ出発する。
カナダで3度目のW杯制覇を狙うドイツは、母国で行われた前回大会では優勝した日本に準々決勝で敗れている。
今大会のドイツは、タイ、コートジボワール、ノルウェーと同じグループBに入った。一方のブラジルはスペイン、韓国、コスタリカと同じグループEに入っている。(c)AFP