ドルトムントがドイツ杯4強、ケールの豪快ミドルが決勝点
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【4月8日 AFP】サッカードイツカップ2014-15(German Cup 2014-15)は7日、各地で準々決勝が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、延長戦までもつれた末に1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を3-2で下し、4強入りを果たした。
ドルトムントは35歳のベテラン、セバスチャン・ケール(Sebastian Kehl)がペナルティーエリア外から年齢を感じさせない豪快なシュートを決め、最近4シーズンで3度目となる準決勝に駒を進めた。ケールはこれがドイツカップ初得点となっている。
ケールの足から放たれたハーフボレーが完ぺきな軌道を描いてホッフェンハイムのゴールネットに吸い込まれると、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)のファンは歓喜に沸いた。
ドルトムントのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督も、ケールのゴールには喜びをあらわにし、タッチライン沿いから元ドイツ代表ケールの方に向かって帽子を取ってみせた。
前半19分にネヴェン・スボティッチ(Neven Subotic)のゴールで先制したドルトムントだが、それからすぐにケビン・フォラント(Kevin Volland)のゴールで同点に追いつかれると、さらにはブラジル代表のロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)にも得点を決められ、逆転を許して前半を折り返した。
それでもドルトムントは後半に入ると、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のゴールで同点に追いつき、試合は2-2のスコアで延長戦へ。そして迎えた延長後半2分、ケールが劇的な決勝点を決めた。
同日に行われたそのほかの試合では、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)が準決勝進出を果たしている。
そして8日の試合では、前回王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と対戦。また3部アルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)はボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)相手に番狂わせを狙う。(c)AFP/Ryland JAMES