【4月2日 AFP】サッカーイングランド代表のアンドロス・タウンゼンド(Andros Townsend)が、3月31日のイタリアとの親善試合で決めた見事な同点ゴールについて、批判の声を黙らせることができたと話した。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するタウンゼンドは、ユベントス・スタジアム(Juventus Stadium)で行われたイタリア戦で、後半25分からファビアン・デルフ(Fabian Delph)に代わって投入されると、その9分後、右足で約18メートルのミドルシュートを決め、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)からゴールを奪った。

 前半29分にグラツィアーノ・ペッレ(Graziano Pelle)に先制を許したイングランドは、このタウンゼンドのゴールで同点に追いつき、1-1で試合を終えている。

 今回の代表メンバーについては、元アーセナル(Arsenal)のMFポール・マーソン(Paul Merson)氏が、タウンゼンドは代表にふさわしいレベルにないと発言していた。

 試合後、タウンゼンドはツイッター(Twitter)に「@PaulMerseいわく『代表に近いところにもいない』はずの選手にしては、悪くないだろう?」と書き込んだ。

 23歳のタウンゼンドは、マーソン氏の批判がモチベーションをさらに高め、いいプレーをするきっかけになったと話した。

 タウンゼンドは報道陣に対し、「2週間前にメンバーが発表されたときから、ずっとそのことが頭に引っかかっていた」と話した。

「彼はメンバー発表の後に、僕が代表に近いところにもいない選手だと言った。ゴールが決まったすぐ後から、あのツイートを出すのが待ちきれなかったよ!」

「すごく気にしてたわけじゃない。批判を黙らせてやろうって、発憤材料が増えただけのことだし、うまくそれを実現できた。いつもそうしてきたようにね」

 タウンゼンドは現在、トッテナムのトップチームで先発の座を確保しているものの、年が明けるまではプレミアリーグの先発出場がわずか2試合にとどまっていた。

 それでも、イングランドを率いるロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督は、代表デビューを飾らせた2013年10月のモンテネグロ戦で、この日と同じ苦手の右足でファインゴールを決めたのを目の当たりにして以来、タウンゼンドへの信頼を貫いている。

 タウンゼンドは、「まだまだ自分の力を示さなくちゃならない。結果を出し続けなくちゃならないけど、イングランドのユニホームをまとったときはいつも、僕は自分の力を証明してきたし、ロイ・ホジソンや代表の力になってきたと思う」とコメントした。(c)AFP/Justin DAVIS