イングランドが本大会出場に前進、タウンゼンドが初得点
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【10月12日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は11日、各地で試合が行われ、グループHのイングランドは4-1でモンテネグロに勝利した。
イングランドはプレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するアンドロス・タウンゼンド(Andros Townsend)が代表デビュー戦で素晴らしいゴールを決め、来年の本大会出場に近づいた。
ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督から代表デビューのチャンスを得た22歳のタウンゼンドは、モンテネグロに1点差に詰め寄られた後半に得点を記録し、神経質になっていたチームに安定をもたらした。
イングランドはウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が後半開始早々に先制点を奪い、試合の均衡を破ると、その後モンテネグロのブランコ・ボスコヴィッチ(Branko Boskovic)のオウンゴールでリードを2点に広げた。
アウェーのモンテネグロはデヤン・ダムヤノヴィッチ(Dejan Damjanovic)のゴールで点差を詰めたが、イングランドはタウンゼンドのシュートが決まり、再びリードを2点に戻すと、試合終了間際にはダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)のPKで突き放した。
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で白星を手にしたことで、イングランドは15日のポーランド戦に勝利すれば、来年ブラジルで開催される本大会への出場権を確保することができる。
同日行われた試合で、ウクライナが1-0でポーランドに勝利したため、イングランドはこの日W杯出場を確定させることができなかった。イングランドは15日の試合ではカイル・ウォーカー(Kyle Walker)を出場停止で欠くことになる。(c)AFP/Tom WILLIAMS