【3月26日 AFP】フランス南部のアルプス(Alps)山脈でドイツの格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)4U9525便が墜落し、乗客乗員150人が死亡した事故で、フランスの事故調査当局は25日、現場から回収されたブラックボックスから「有用なデータ」を取り出すことに成功したと発表した。

 仏航空事故調査局(BEA)のレミ・ジュティ(Remi Jouty)長官は記者会見で、ブラックボックスの一つである操縦室のボイスレコーダー(音声記録装置)からデータを抽出したことに成功したばかりであることを明らかにした上で、取り出した音声の分析は終わっておらず、現時点では墜落について「何の説明もできない」と説明。ただ、同機は「最後まで飛行を続けていた」として、機体が空中で爆発した可能性を排除した。

 同機は24日、スペインのバルセロナ(Barcelona)からドイツのデュッセルドルフ(Duesseldorf)に向かって飛行中に墜落。これまでの調査で、巡航高度に達した直後に8分間の急下降を突然始めたことが分かっているが、その理由については謎に包まれたままだ。(c)AFP