【3月20日 AFP】チュニジアの首都チュニス(Tunis)の国立博物館で武装集団が外国人観光客らを襲撃して21人が死亡した事件で、チュニジアのラフィク・シェリー(Rafik Chelly)国務長官(国家安全保障担当)は20日、実行犯の2人はリビアにある過激派の訓練施設で訓練を受けていたと述べた。

 シェリー国務長官は民放テレビAlHiwar Ettounsiに対し「2人は昨年12月、違法にチュニジアを出国しリビアに渡った。そこで武器の訓練を受けた」と述べた。さらに、実行犯の1人は過去にリビアに渡ろうとして逮捕されたことがあると語ったが、詳細については明かさなかった。(c)AFP