【3月20日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は19日、フランスのメリベル(Meribel)で男子スーパー大回転の最終戦が行われ、カナダのダスティン・クック(Dustin Cook)が優勝した。総合優勝争いでは、ノルウェーのチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud)が首位に立つマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)との差を34ポイントに縮めている。

 すでにヤンスルードがスーパー大回転で今季の種目別優勝を決めている中、仏アルプス(French Alps)で行われたレースでは、全種目による総合争いのポイントに注目が集まっていた。

 総合4連覇を目指すヒルシャーは、この日のスーパー大回転の前には、ヤンスルードに64ポイント差をつけていた。

 しかし、18日の滑降を制して今季の種目別優勝を決めた29歳のヤンスルードは、ヒルシャーとの差を覆すためには何としても得点が必要であると認識していた。

 そして最大限まで攻めたヤンスルードは、太陽の光が降り注ぐ全長1.7キロメートルのロック・ド・フェル(Roc de Fer)コースで、1分6秒04を記録したクックに0.05秒差の2位に入り、貴重な80ポイントを稼いだ。

 一方、その前に滑ったヒルシャーは2つ目の計測地点で約0.4秒遅れていたものの、コースの終盤で全力を振り絞り、0.08秒差の4位に食い込む見事な滑りをみせた。

 持ち前の高い技術を駆使して50ポイントを稼いだヒルシャーは、ヤンスルードが合計1264ポイントで迫る中、合計1298ポイントに伸ばしている。

 表彰台の3位には、クックから0.08秒遅れでブリス・ロジェル(Brice Roger、フランス)が入るなど、この日は16人が1秒以内にひしめく結果となった。(c)AFP