【3月18日 AFP】(一部更新)イスラエル総選挙(国会定数120)は17日、投開票が行われ、連続3期目の首相就任を目指すベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)氏(65)が、自身が率いる与党の右派リクード(Likud)の勝利を宣言した。出口調査では、リクードとイツハク・ヘルツォグ(Isaac Herzog)氏(54)率いる野党の中道左派シオニスト連合(Zionist Union)との接戦となっており、ヘルツォグ氏側も連立政権の発足を目指す意向を示している。

 識者らは、ネタニヤフ首相の方が他の右派勢力との連立交渉において優位な立場にあるとみている。ネタニヤフ氏が連立政権の樹立に成功すれば、6年間就いてきた首相の座にさらにとどまる可能性がある。

 テレビでは公共放送のチャンネル1(Channel 1)と民放のチャンネル10(Channel 10)が、リクードとシオニスト連合が27議席ずつ獲得するという見通しを伝えた。一方民放チャンネル2(Channel 2)は、リクードが1議席リードとした。

 ネタニヤフ首相はツイッター(Twitter)の公式アカウントに、「万難を排してリクードが大勝。イスラエル国民にとって大きな勝利だ!」と投稿した。一方のヘルツォグ氏も出口調査結果を受け、「政権を作るためあらゆる努力をしていく」と表明した。

 イスラエルで総選挙が実施されたのは、2009年以降今回が3度目。連続3期、通算4回目の首相就任を目指すネタニヤフ氏にとっては最大のハードルといえる。

 同国の選挙制度では、議席獲得数が最多となった第1党の党首が首相になるとは限らない。過半数の61議席以上を占める連立を成立させられれば、連立内の誰であっても首相になれる可能性がある。(c)AFP/Daphne Rousseau and Delphine Matthieussent