「幸せ」の楽曲プレイリスト作成へ、国連幸福デー
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【3月17日 AFP】幸せとは何か?──この永遠の問いに答えるため、国連(UN)とポップ歌手らとがタッグを組んで楽曲のプレイリストを作成することになった。
16日に始まったこのプロジェクトでは、幸せになれる楽曲名をソーシャルメディアを通じて投稿するよう世界中の人々に対して呼びかけられた。集まったタイトルから作成するプレイリストは、国連が宣言した国際幸福デー(International Day of Happiness)にあたる20日に公表される。
リスナーから寄せられたタイトルからプレイリストを作る「審査員」には、英シンガー・ソングライターのエド・シーラン(Ed Sheeran)やジェームス・ブラント(James Blunt)、米シンガー・ソングライターのジョン・レジェンド(John Legend)、フランス人DJのデービッド・ゲッタ(David Guetta)、ポルトガルのポップ歌手ダビド・カレイラ(David Carreira)などが名を連ねている。
国連の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、米歌手スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の1970年のヒット曲「涙をとどけて(Signed, Sealed, Delivered I'm Yours)を幸せになれる曲に挙げた。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のお気に入りとしても知られるこの曲。潘事務総長は、この曲について、仏パリ(Paris)で今年開催予定の国連主導の会議で、気候変動に関する合意が無事に得られることへの同氏の期待を表すものだと述べた。
国連は2012年、北半球での春の始まりとなる3月20日を「国際幸福デー」にすると宣言。昨年のプロジェクトでは、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)のヒット曲「ハッピー(HAPPY)」に合わせて世界中の人々が踊り、大きな話題となった。
今回のプロジェクトでは、ハッシュタグ#HappySoundsLikeを使ってソーシャルメディアに幸せになれる楽曲名を投稿して参加する。ジャンルについての縛りは特に設けられていない。プレイリストは、ストリ-ミングサービスを提供するMixRadioによって公開される予定だ。(c)AFP