【3月21日 Relaxnews】シンガポールのチャンギ国際空港(Changi Airport)が、英航空調査会社「スカイトラックス(Skytrax)」による2015年度の世界空港ランキングでトップに選ばれた。同空港の1位獲得は3年連続で、その他の世界主要ハブ空港との差は一層、拡大したようだ。

 ランキングは、世界550の空港を対象にチェックイン、到着、乗り継ぎ、ショッピング、保安、食事などの項目について112か国、1302万人の旅行者たちの評価をまとめたもの。15年度の結果は仏パリ(Paris)で10日に発表された。

 世界最高の空港に選ばれたチャンギ国際空港は、屋上庭園やバタフライガーデンなど南国の自然を味わえる庭園が各所に設けられているほか、無料の映画シアターや無料フットマッサージチェアなど充実した施設が評価された。また乗り継ぎ時間が5時間以上の旅行者には約2時間の無料観光ツアーが用意されている。

 さらに同空港では付随する複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート(Jewel Changi Airport)」の工事も進んでいる。

 スカイトラックスによる2015年度世界空港ランキングは次のとおり。

1位 チャンギ国際空港(シンガポール)
2位 仁川国際空港(Incheon International Airport、韓国)
3位 ミュンヘン国際空港(Munich Airport、ドイツ)
4位 香港国際空港(Hong Kong International Airport
5位 東京国際(羽田)空港(Tokyo Haneda Airport、日本)
6位 チューリヒ国際空港(Zurich Airport、スイス)
7位 中部国際空港(Central Japan International Airport、日本)
8位 ロンドン ヒースロー空港(Heathrow Airport、英国)
9位 アムステルダム スキポール空港(Amsterdam Schiphol Airport、オランダ)
10位 北京(首都)国際空港(Beijing Capital International Airport、中国)

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