【3月16日 AFP】ギリシャのテッサロニキ(Thessaloniki)で15日、第2次世界大戦(World War II)にポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所へのユダヤ人強制移送が始まった日からちょうど72年に合わせた追悼行事が行われ、約2000人が参加した。

 テッサロニキでは当時、5万6000人いたユダヤ人住民のうち5万3000人以上がアウシュビッツで殺された。

 同国で今年1月に行われた選挙で圧倒的勝利を収めた急進左派連合(SYRIZA)は戦争賠償交渉の復活を目指しており、テッサロニキの鉄道駅に向けた追悼行進には200人以上のSYRIZA支持者も参加した。(c)AFP