【3月14日 AFP】5月2日に行われる世紀の一戦を前に、マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)とフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)の両選手が、五輪と同様、抜き打ちでドーピング検査を行うことに合意した。

 米国反ドーピング機関(USADA)は13日、両選手が抜き打ちで行われる尿検査と血液検査に協力し、検査員に対して、事前にスケジュールと居場所を通知しなければいけないと発表した。

 USADAのトラビス・タイガート(Travis Tygart)会長は、「2選手が自発的に世界反ドーピング機関(WADA)レベルのドーピング検査に協力することで、この試合がクリーンで安全なものだということが強調された」と話した。

「クリーンなスポーツを象徴する彼らを称賛したい。あらゆる競技において、ハイレベルでクリーンな戦いを求める選手に、強いメッセージを送ることになる」

 タイガート会長は、WADAと世界ドーピング防止規程(WADA Code)に基づく厳格なルールを、パッキャオとメイウェザーが受け入れたとしている。

 また、USADAが試合後にもドーピング検査を行うとしており、炭素同位体比の測定を行うほか、検体がヒト成長ホルモン(HGH)とエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示すかどうか確認するという。

 ドーピング検査は、両選手の対戦を実現させる上での障壁となってきた。メイウェザーは以前、パッキャオが運動能力向上薬物を使用しているのではないかと疑いをかけたことがきっかけで、パッキャオ側に訴えを起こされていた。(c)AFP