■「欧米への報復」

 録音された音声の中でアルムラビトゥンの報道官は、バマコの事件は「われわれの預言者を風刺画に描いて侮辱した信仰なき欧米への報復として、アルムラビトゥンの勇敢な戦闘員らが実行した作戦だ」と述べた。

 マリ政府は今回の事件について、「和平実現の見込みを遠ざけることのみを目的とするテロリスト」による攻撃だと発表した。同国北部の砂漠地帯で活動するイスラム過激派組織を指したものとみられる。

 事件で死亡したフランス人は高級物件の建設を専門とする米企業、ICMSアフリカ(ICMS Africa)に勤務する男性で、2007年からバマコに住んでいたファビアン・ギヨマール(Fabien Guyomard)さん(30)。独身で子供はいないという。

 またベルギーのディディエ・レインデルス(Didier Reynders)外相は、死亡したベルギー人は欧州連合(EU)の職員だと明らかにした。EUはマリで警察と防衛部隊を支援する活動を行っている。

 病院関係者によると、このほかにスイス人3人を含む8人が負傷した。スイス軍がジュネーブ(Geneva)で明らかにしたところによると、負傷したスイス人のうち2人は国際支援の一環としてマリ政府に助言している武器の専門家で、銃で撃たれて重傷を負ったが、容体は安定している。もう1人のスイス人負傷者は女性。(c)AFP/Serge DANIEL