【3月7日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)とプロサッカーリーグ機構(LFP)は6日、資金豊富なトップクラブからより小規模なクラブを守るため、同国1部リーグと2部リーグの放映権の強制的な一本化を政府に求めた。

 放映権の契約で大金を手にしているレアル・マドリード(Real Madrid)とFCバルセロナ(FC Barcelona)という2強を止めるべく、RFEFとLFPは放送局が各クラブと個別に契約を結ぶのではなく、一括での入札を強制することを要求した。

 RFEFとLFPの共同委員会は声明で、「1部リーグと2部リーグの放映権の販売一本化と公平な分配モデル」を望んでいると発表し、マリアノ・ラホイ・ブレイ(Mariano Rajoy Brey)首相率いる政権与党に「すぐさま」効力を発揮する法改正を要求している。

 スペインの各クラブは現在、個別に放送局と放映権の契約交渉を行っており、国内で成功を収めて世界的な人気を誇るレアル・マドリードとFCバルセロナは強みを持っている。

 報道によればFCバルセロナは先月、来季の放映権を1億4000万ユーロ(約190億円)で同国通信大手テレフォニカ(Telefonica)に売却している。

 先月にはイングランド・プレミアリーグの放映権が70億ユーロ(約9160億円)で2社に売却され、放映権料が70パーセント上昇しており、欧州各国のリーグは警戒感を示している。各国リーグは、プレミアリーグへの不均衡な金の流れが、トップ選手の同リーグへの流出につながるのではないかと懸念している。(c)AFP