暴動で中断のギリシャリーグ、政府が再開決定
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【3月5日 AFP】ギリシャ政府は4日、観客が暴動を起こして中断されていたサッカーギリシャ・スーパーリーグ(1部)の開催を今週末から許可すると発表した。
政府は、2週間前に行われたオリンピアコス(Olympiacos)とパナシナイコス(Panathinaikos)による積年のライバル同士の一戦で今季3度目の観客による暴動が起こったことを受け、先週のリーグ戦をすべて延期していた。
しかし政府は、今後は暴動の防止策が取られるとの確約が得られたため、リーグ再開の決断に至った。それでも、スタブロス・コントニス(Stavros Kontonis)スポーツ副大臣の発表によれば、試合は無観客で行われるという。
2月22日に行われた永遠の宿敵同士によるいわゆる「ギリシャ・ダービー」では、ファンがピッチになだれ込み、発煙筒がたかれ、座席などさまざまなものが投げ込まれる事態になった。
まず試合前には、けがこそなかったものの、オリンピアコスのエバンゲロス・マリナキス(Evangelos Marinakis)会長に向けて発煙筒や爆竹、石が投げつけられた。
続けて試合の後半開始直前には、観客の投げた発炎筒がオリンピアコスのパイティム・カサミ(Pajtim Kasami)の肩を直撃。さらに同クラブのヴィトール・ペレイラ(Vitor Pereira)監督は、危うく投げつけられた椅子に当たるところで、ピッチへ侵入した約50人のパナシナイコスファンからも追いかけられた。
機動隊が暴れ回るファンに催涙スプレーを噴射し、事態は何とか収まったものの、地元メディアは約5分間の騒ぎで2人が軽傷を負ったと伝えた。(c)AFP