【3月5日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は4日、各地でグループリーグの第2節が行われ、グループHの広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)は3-2でウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(Western Sydney Wanderers、オーストラリア)を下した。

 広州は前回王者相手に勝利を挙げたものの、GKの曾誠(Zeng Cheng、ゼン・チェン)が頭部を強打し、担架で運び出されたことが試合に影を落とした。

 敵地パラマタ・スタジアム(Parramatta Stadium)で行われた試合で、曾は後半、チームメートの金英権(Kim Young-Gwon、キム・ヨングォン)と交錯した。これによって試合は15分近く中断し、曾は結局、首を固定して担架で運び出され、病院へ搬送された。

 そのためこの試合では、後半のロスタイムが17分取られた。報道によれば、28歳の守護神はあごを骨折しているという。

 広州はリーグ史上最高額で獲得したリカルド・グラール(Ricardo Goulart)のハットトリックで3‐1とリードを奪うと、後半ロスタイムにロメオ・カステレン(Romeo Castelen)のゴールで1点差に詰め寄られながらも逃げ切った。

 資金力豊富な広州は、連覇を狙った前回大会は準々決勝でワンダラーズに敗れ、まさかのベスト8敗退に終わっていただけに、曾の負傷はあったとはいえ大きな1勝を挙げた。広州はこれで、勝ち点を6に伸ばしてグループH首位に立っている。

 今季からチームの指揮を執り、この試合で指導者転向後の2勝目を挙げたファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督は、1500万ユーロ(約21億円)を投じて獲得したグラールの活躍をたたえた。

「今日はとてもいいパフォーマンスを見せて、3点を決めてくれた。しかし、彼にとってもこれがまだ2試合目のACLだ。これからどんどん良くなっていくだろう」