■ボルトに代わるスターを

 ジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)が、2017年に引退することを表明する中、コー氏は、陸上界がこれに備えなければいけないと提言している。

 コー氏は、男子800メートルの金メダリストであるデビッド・ルディシャ(David Lekuta Rudisha、ケニア)、女子砲丸投げのバレリー・アダムズ(Valerie Adams、ニュージーランド)、男子走り高跳びのボーダン・ボンダレンコ(Bohdan Bondarenko、ウクライナ)、女子走り高跳びのブランカ・ブラシッチ(Blanka Vlasic、クロアチア)らの名前を挙げ、IAAFが「マーケティング面でサポート」していく必要があると話した。

「彼らは本当に素晴らしいアスリートだ」としたコー氏は、ボルトの引退は、モハメド・アリ(Muhammad Ali)氏がボクシングを離れたのと同様の衝撃をもたらすだろうと予想している。

「これは1960年代から70年代にボクシング界が直面した質問だ。―モハメド・アリに頼りすぎているのではないか?」

「おそらく答えはイエスで、ウサイン・ボルトもその類だろう。だから、われわれは他の素晴らしい選手を売り出し、こういった選手を発掘した連盟をサポートしなければいけない」

 コー氏は8月に行われるIAAFの会長選で、元男子棒高跳びのセルゲイ・ブブカ(Sergey Bubka)氏と戦うことになる。(c)AFP/Frédéric BOURIGAULT