【3月1日 AFP】男子テニス、アルゼンチン・オープン(Argentina Open 2015)は28日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6、6-2でアルゼンチンのカルロス・ベルロク(Carlos Berlocq)を下し、決勝進出を決めた。

 第1セットのタイブレークで1-6と追い込まれてから逆転したナダルは、第2セットでは最初のマッチポイントでベルロクのフォアハンドショットが長くなり、勝利を手にした。

 今年始めて進出した決勝戦でフアン・モナコ(Juan Monaco、アルゼンチン)と対戦することが決まったナダルは、今大会で優勝すれば、ギレルモ・ビラス(Guillermo Vilas)氏が持つクレーコートでの最多優勝記録に向けて大きく前進することになる。またナダルは、通算9度目の戴冠を果たした全仏オープンテニス(French Open 2014)以来となる優勝を狙っている。

 ナダルはモナコとのこれまでの対戦成績を5勝1敗としている。(c)AFP