【2月27日 AFP】ナイジェリアのグッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領は26日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が過去最悪の大量虐殺を行ったとされる同国北東部バガ(Baga)を訪問し、同組織による武装闘争はすぐに収束するだろうと宣言した。

 だが同日には、宗教的緊張の高い中部地域のジョス(Jos)で2件の爆破事件、情勢が不安定な北東部のビウ(Biu)のバス停で1件の自爆事件が起き、少なくとも35人が死亡。また前日の25日にも、北部最大の都市カノ(Kano)と北東部ヨベ(Yobe)州の商業中心都市ポティスクム(Potiskum)で起きた爆破事件で51人が死亡しており、ボコ・ハラム掃討が容易ではないことを示唆している。

 地方部ではナイジェリア軍のほかニジェール、チャド、カメルーンの各国軍がボコ・ハラムへの攻勢を強めているが、一連の事件を受け、都市中心部の攻撃を受けやすい場所が再び標的にされているとの懸念が高まっている。

 大統領が訪問したバガでは、少なくとも数百人が殺害されたとみられている。訪問に先立ち、来月実施される大統領選の対立候補であるムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)元最高軍事評議会議長は、危機下における指導力が欠如しているとして、ジョナサン大統領を非難していた。(c)AFP/Bukar HUSSAIN with Aminu ABUBAKAR in Kano and AFP Lagos