【2月24日 AFP】国際レコード産業連盟(International Federation of the Phonographic IndustryIFPI)は23日、2014年に世界で楽曲が最も売れたミュージシャンが米歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)だったと発表した。ただ、同連盟によると、対象リストには含まれていないが、ディズニー映画『アナと雪の女王(Frozen)』のサウンドトラックが、純粋な売上高ではスウィフトを上回っていたとしている。

 IFPIによると、今回の結果は、昨年発売されたアルバムの店舗販売や楽曲のダウンロード、ストリーミングなどの売り上げを合計したもの。

 スウィフトは、2014年の米音楽チャートを席巻しただけでなく、米国に続く巨大市場のドイツや日本、英国でも上位5位内にランクインした。

 しかし、実際の売り上げでは映画『アナと雪の女王』のサウンドトラックがスウィフトの売り上げを上回っていたという。正確な売上額は公表されていないが、IFPIはミュージシャン単位でランク付けを行っているため、多くのミュージシャンが参加したサウンドトラックは対象外とされた。

 2位は、2013年トップだった英ボーイズバンド「ワン・ダイレクション(One Direction1D)」、3位は英シンガー・ソングライターのエド・シーラン(Ed Sheeran)、4位は英ロックバンド「コールドプレイ(Coldplay)」、5位は豪ハードロックバンド「AC/DC」だった。2009年に死去した「キング・オブ・ポップ」のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)は、6位にランクインした。(c)AFP