【2月27日 Relaxnews】預かる荷物の制限を厳しくし、超過料金を増額させる航空会社が増えるなか、格安航空会社イージージェット(easyJet)が得意客の荷物規制を緩和する方針を発表した。

 同航空会社のメンバーズカード「イージージェットプラス」の所有者や、フライト日程などが変更可能な「フレキシィ(FLEXI)」チケットの購入者または前もって追加料金を払った顧客は、追加の機内手荷物あるいはノートパソコンを持ち込むことが、3月19日から可能となる。

 イージージェットの新たな方針は、航空便の重量を減らすために、乗客が荷物を詰め込まないよう航空券に荷物料金を上乗せする業界のトレンドに逆行するものだ。

 とはいえ、イージージェットもライバルであるアイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)の後を追ったといえる。同社の「ビジネスプラス(Business Plus)」はビジネストラベラーに対し、搭乗を優先させたり荷物の上限を高くするなどのサービスを提供している。(c)Relaxnews/AFPBB News