【2月10日 Relaxnews】もう、空港でコーヒー1杯のために長蛇の列に並ばなくても大丈夫──米デルタ航空(Delta Air Lines)はこのほど、全便の機内で米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)のコーヒーを提供すると発表した。

 デルタ航空の全旅客機には今月から、スターバックスが提供するコーヒー「パイクプレイス・ロースト(Pike Place Roast)」とカフェイン抜きの「ヴィア・レディブリュ・イタリアンロースト(VIA Ready Brew Italian Roast)」が常備される。デルタ航空機内で消費されるコーヒーの量は、コーヒー豆およそ77万キログラム相当に上る見込みだ。

 航空会社が人気コーヒーブランドと提携するのは今回が初めてではない。スターバックスのコーヒーは米アラスカ航空(Alaska Airlines)と英格安航空会社(LCC)のイージージェット(easyJet)でも提供されている。また、米LCCジェットブルー航空(JetBlue Airways)は米ダンキンドーナツ(Dunkin' Donuts)のコーヒーを、同ヴァージン・アメリカ(Virgin America)とシンガポール航空(Singapore Airlines)はイタリアの高級ブランド、イリー(Illy)のコーヒーを提供している。(c)Relaxnews/AFPBB News