【2月22日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は21日、オーストリアのザールバッハ(Saalbach)で男子滑降の第7戦が行われ、地元のマティアス・マイヤー(Matthias Mayer)が1分49秒83で優勝を飾ると、表彰台をオーストリア勢が独占した。

 24歳のマイヤーは、2位のマックス・フランツ(Max Franz)を0.02秒差でかわすと、アルペンスキー世界選手権2015(2015 FIS Alpine World Ski Championships)のスーパー大回転覇者ハンネス・ライヘルト(Hannes Reichelt)が、マイヤーと0.21秒差で続いた。

 地元のコースで好成績を残したオーストリア勢は、米ビーバークリーク(Beaver Creek)での借りを返した。

 ライヘルトはレース後、マイヤーが「気が狂ったように滑っていた」と表現した。

 これについてマイヤーは、「全速力で滑ったら何が起こるかな、と考えていた」と明かしている。

 マイヤーは、W杯で通算2個目のタイトルを獲得した。(c)AFP