【2月20日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2015)は19日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第17シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は3-6、7-6、6-1で第11シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)を撃破した。

 女子テニスで新風を巻き起こしている22歳のプリスコバは、第1セットを先取されたあと、続く第2セットも1-3とリードされたものの、そこから同胞のサファロバを相手に劇的な逆転勝利を挙げ、今大会では格上から2つ目の白星を奪取した。

 186センチの長身から角度のある危険なサーブを繰り出すプリスコバは前週、ベルギーのアントワープ(Antwerp)で行われたBNPパリバ・フォルティス・ダイヤモンド・ゲームス(BNP Paribas Fortis Diamond Games 2015)で4強入りを果たしているほか、先月には初めて世界ランク20位以内に食い込んだ。

 プリスコバは、第2セットの5-5の場面で15-40とゲームポイントを握られ、落とせば敗北が決定的となる瞬間があったが、心理戦で完全に流れを変えると、タイブレークの最後のポイントでも思いきりの良さをみせた。(c)AFP/Richard Eaton