【2月19日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2015)は18日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第8シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は4-6、2-6で第11シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)に敗れた。

 同大会で10年ぶりとなる敗戦を喫して大会連覇を逃した34歳のヴィーナスは、気温が40度にも上る中で動きが鈍り闘争心にも欠けていた。

 最初のサービスゲームを落としてしまったヴィーナスは、ゲームカウント4-5からつかんだ3回のブレークチャンスをいずれも逃すと、もはや勝利への意欲もなくした様子だった。

 意外にもこれが今季わずか2敗目のヴィーナスは、4年間も遠ざかっている世界ランク10位以内に返り咲くという目標の一つを達成するには、まだしばらく時間がかかりそうだ。

「何としても勝って、ランキングを上げたかった」と話したヴィーナスは、「今季はここまですごく満足してるけど、負けたのは悔しい。相手は打球が一味違う選手で、決して私のプレーが悪かったとは思わない」と試合を振り返った。

 一方、先月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)で女子ダブルス制覇を果たし自信をつけているサファロバは、準々決勝で22歳の新星カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と対戦することが決まった。(c)AFP