デンマーク出身のボズニアツキ、母国の銃撃事件に心を痛める
このニュースをシェア

【2月16日 AFP】デンマーク出身で女子テニス元世界ランク1位のカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki)は、母国の首都コペンハーゲン(Copenhagen)で起きた銃撃事件を受け、家族や友人を心配していると話した。
ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2015)で再び戴冠を果たすため、気持ちを集中させたいボズニアツキだが、母国での死傷事件に心をかき乱されたという。
大会第3シードのボズニアツキは、コペンハーゲンから約165キロ離れたオーデンセ(Odense)の出身。しかし、兄のパトリック(Patrik Wozniacki)はコペンハーゲンに居を構えており、事件を聞いてすぐさま安否を確認したという。
「兄と話をしました。彼は無事です。でも、(コペンハーゲンでの)事件は世界的に見ても最悪の出来事だと思う」としたボズニアツキは、「銃撃事件が自分の生まれ育った場所の近くで起きるなんて。本当に怖い」と話した。
また、宿命論的な人生観を持つことが、周囲に影響されることなく生きるカギだという。
「自分が何かに支配されているとは思わないし、私は自分の人生を生きている。起こると決まっていることは、何があっても起こる」
「でも、自分の近くで何かがあったり、近しい人が巻き込まれたりしたら、さすがに動揺するわ。親友の何人かは、事件のあった場所からたった数分の場所に住んでいるのよ」
(c)AFP/Richard EATON